水中ドローンとは

水中ドローンとは、ROVと呼ばれる水中ロボットの仲間で、水中を潜水潜航可能な小型無人機の通称です。
操縦者は船上や陸上からコントローラーを使い、遠隔操作により機体の操縦を行うことができます。
空を飛行するドローンは電波(無線)で操縦をしますが、水中では電波が届きにくいため有線ケーブルを使用して操縦を行うものが一般的です。

水中ドローン活用分野
調査 ①海底/護岸/湖水/河川/港湾
②水中事故/保険
③水質/養殖/生態系
点検 ①テトラポット/ダム/貯水槽/プール
②船(船底・船体・スクリュー)/ブイ/橋脚/海底ケーブル/定置網
安全管理 水中作業/潜水士安全対策/ダイビング
水難救助 レスキュー/捜索

水中ドローン安全潜航操縦士認定講習とは

「水中ドローン安全潜航操縦士」は、水中ドローンを活用した水中事業の拡充に向け、優れた技能と知識を持った水中ドローン人材の育成を目指して策定したライセンスです。
講習会およびその資格取得のための独自の研修・受講プログラムによって水中ドローンの機能を熟知し、安全に操縦できる一定のレベルに達していると同協会が認定する人材に付与される、独自の民間資格です。

一般社団法人日本水中ドローン協会について

目的 新たな水中・海中ビジネスの主役となる水中ドローンのエキスパートの育成
水中事業の環境整備・発展・成長に挑戦
水中ドローン利活用の情報配信・課題解決・提言・研究
関係団体及び監督官庁等とのネットワーク構築
事業展開 水中ドローン及び水中ロボットの運用上の環境整備、発展、成長の促進を目的とし、
新たな水中事業の可能性を創造するため、当協会では4つの「C」からなる事業展開を行います。

Camp:人材育成
Care:補修点検
Certification:資格講習制度
Creation:事業創造

https://japan-underwaterdrone.com/

水中ドローン安全潜航操縦士認定講習概要

▶ 取得可能ライセンス 水中ドローン安全潜航操縦士
※本講習を修了することで上記ライセンスの取得申請を日本水中ドローン協会にすることが可能となります。
発行手数料は別途11,000円(税込み)です。
▶ 目的
  1. 機体を熟知し、安全基準を満たした操縦技術を習得する
    正しい知識とモラルを持ち、法令に則った運用を行う
  2. 水中ドローンの水中産業進出のため、様々な活用事例・実績を生み出す
    水中事業に関連する基礎知識を身につける
  3. 水中ドローンの能力を活用し、アイディアと可能性を探求する開拓者となる
    全ての水中ドローン操縦士の模範となり、水中の魅力を伝道する
▶ 講習期間 1日間(9:00~17:00)
▶ 受講資格 16歳以上(未成年の場合は親権者の同意書が必要)
▶ 受講料 77,000円(税込み)
※講習代、テキスト代、施設使用料、筆記・実技試験料
▶ 定員 4名 ※複数名様でのお申込みの場合、日程等ご相談承ります。
▶ 場所 弘前市内提携施設